●江戸明治和本●戸隠善光寺往来[戸隠山善光寺詣](文政板)【判型】中本1冊。縦179粍。【作者】十返舎一九作。三武青洲書。【年代等】文化頃初刊。文政5年3月刊。[江戸]森屋治兵衛板。【備考】分類「往来物」。『戸隠善光寺往来』は、母の善光寺参詣に同道する息子に対して参詣経験者が書き与える手紙文に模して、信州善光寺や戸隠山への道中のあらましや、名所・名物・景趣・縁起などを紹介した往来。まず江戸・本郷通追分から中山道を下り、板橋~熊谷~高崎~安中~軽井沢を経て、善光寺に至るまでの行程を述べ、続いて門前町の様子、善光寺の縁起、さらに、戸隠山への参詣路と戸隠明神、九頭竜権現の由来や霊験などについて記す。口絵に、川の両岸より綱で渡し船を引くので有名な犀川(さいがわ)を描いた「信州川中嶋船渡之図」を掲げるほか、頭書に上州・信州の寺社や名所・名物・名産品を列挙した「上州神社仏閣」「当国名所」「上州土産」「信州名所」等の記事を載せる。★原装・題簽付・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。
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